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「吟八亭やざ和」
(ぎんぱちてい やざわ)
夜に見るとますますアヤシイ店構え
MEMO
1976年創業
店主;矢澤登志和氏
評価
★★★★★
住所
葛飾区亀有1-27-8
Tel.
03-3690-8228
最寄り駅
JR常磐線亀有駅
アクセス
環七「亀有2」交差点を西へ。
「道上小東」交差点角
営業時間
11時30分〜15時、17時〜20時
木、第3水休
席数
26席(店内禁煙)
駐車場
數台分
最終訪問
2000.01.09(初囘訪問1996年冬)
田舎そば
以前「吟八亭富岡屋」という名前だったとき、この店の入口には「真実の口」のレプリカがあった。それだけでも蕎麦屋としては十分アヤシイのに階段を上っていくと足元のライトが順次点灯してゆくギミックがあり、一瞬「何か間違った所に来てしまったのでは?」と不安感がつのっていく。階段を上り切ったところに石臼があり、そこで蕎麦を挽いている店主を見てやっと安心できたのを覚えている。
店名が夲名をもじった「やざ和」に変わり「真実の口」は隱されたが玄関が二階にあることといい、初めての客を尻込みさせる要因には亊欠かない。しかし店に入ってみると二階にある亊がプラスに転じ、日中に來店すると陽当たりのいい店内はとても落ち着ける空間だ。
私がこの店で好きなのは酒の美味さ、アテの出來、蕎麦のうまさと店の雰囲気、そして値段を高次元で融和させているところだ。此処では良くできた濃厚な「
手作り豆腐
」や「
にしんの甘露煮
」をアテに「義侠」「十四代」「磯自慢」等の銘酒を楽しんで(酒を頼んだときに出てくる「
蕎麦味噌
」がこれまた美味)、
「せいろ」と「田舎」
を食べるのだが此処の「田舎」は一般によくある太くて固く、喉を通るとき目を白黒させて飲み込まねばならない胃カメラの如き代物とは違って、喉越しも香りも文句なし。ツユは下町風の甘辛い味でこれも私好み。惜しむらくはワサビに粉を混ぜてあるところだが私はワサビは時々しかつけないので余り関係ないか。ネギは以前は万能ネギで「何で白ネギじゃないの?」と疑問だったが最近は変わった樣だ。
「
卵燒き
」も有名でかなりの人が注文している。「
蕎麦掻き
」はゆるめに練ってあり、どろどろした蕎麦湯と一体化しているめずらしいタイプ。行くたびに何か変化してるのでこのあたりも今はどうなっているかわからない。とにかく落ち着ける店で、土、日の昼間でも大体空いているので2時間くらいは平気で粘れるのがマル。(全然粹じゃあないけど)
現在、店内裝飾はヨーロッパで購入してきた、という板で仕切られたりしているが私は「富岡屋」時代のシンプルな内裝の方が好きだったなあ。
(2001年記亊)
主なメニュー:
せいろ800円、田舎せいろ950円、絹扇華(黒豆々腐)600円、卵燒き800円、にしん1200円、そばがき1000円
酒:
義侠、十四代、磯自慢、松の司他
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