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「神田まつや」
(かんだまつや)
風格ある店構え。
1884年(明治17年)創業、現在の建物は震災後、大正13年に建て直されたもの。
評価 ★★★
住所 千代田区神田須田町1-13
Tel

03-3251-1556

最寄り駅

営団丸の内線淡路町駅、
都営新宿線小川町駅

アクセス 靖国通り淡路町交差点を東へ。道なりに右に曲がらずに狹い一通方向へ直進すぐ
営業時間

11時30分〜19時45分(L.O.)
(土曜は〜18時45分L.O.) 日・祝休

席数

66席

駐車場 なし
最終訪問

2003.04.05(初囘訪問1996年冬)

120年の歴史を誇る、言わずと知れた超有名店。
混雜時の回転をよくする爲か入口と出口が分けられており、暖簾をくぐると意外に高い天井の店内(冩眞左)は昼でもやや暗めである。11時の開店と同時に次々と常連さんとおぼしき人逹が思い思いの品物を注文してゆく。

店内。66席あるが常に混んでいる

親子煮1000円。

酒はトホホな菊正宗オンリーだがこのテの店でそれを言うのは野暮の骨頂。名物の燒鳥をはじめ、かえしの出來が際立つ親子煮(冩眞右)や伝統的葉っぱ型に拔かれたそばがき等、どれにする迷いに迷わねばならない程魅力的なアテの數々があればいつの間にやら銚子は進み、そんな些末なことにこだわる自分がとても小さく思えても來る。

この規模の老舗大店のもう殆どが機械打ちになってしまってゆく中、あくまで手打ちにこだわったという蕎麦はピンと角が立ち、喉越しがとても良い。さほど香りが立ちこそしないのだが、「まつや」はこれで十分なのだ。老舗にありがちな押しつけがましさがなく、肩肘張らず気軽に啜って「おつ、やるな」と感ぢらるるところがこの店の一番の魅力ではなかろうか。
ツユは東京下町風のしっかりしたかえしが濃厚で、甘辛いタイプ。辛さよりはやや甘さが勝つが、ここの蕎麦にはドンピシヤでハマり、伝統の重さを感じさせる。薬味は葱のみ、ワサビ無しというのも潔い。(以前は別料金だったはずだが、今はどうなのだろうか)

もり550円


気取らず「カレー南蛮」などというお品書きがあるのもこれまたいいところ。ここのカレー南蛮はスパイスの香りがダシに勝ってしまっているので私の好みからは少し外れるが、バランス良くまとまっていて美味い。

どちらかというと店主の目が行き届く、小さい店が好きな私ではあるが、たまにはこういう店で蕎麦をすする幾多の人々の中にぼんやりと埋もれてみるのもいいものだ。

(2001年記亊、2004.06.08改編)

主なメニュー:もり又はかけ550円、きしめん650円、大もり700円、ざる700円、大ざる800円、カレー南ばん900円、小田卷き蒸し1000円、そばがき1000円、天ぷらそば1900円、天もり1900円、鴨南ばん1600円(季節物)、天種1700円、親子煮1000円、燒鳥700円、燒のり450円 他
酒:菊正宗600円

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