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「竹やぶ 恵比寿店」(移転)
(たけやぶ えびすてん)
モダーンな店構えは蕎麦屋には見えない
1993年創業 店主;森信宏氏
評価 ★★
住所 渋谷区恵比寿4-23-8
Tel.

03-3442-7635

最寄り駅

JR恵比寿駅徒歩數分

アクセス 恵比寿駅東口より南東方面へ。途中ガーデンプレイス方面へ南下。
営業時間

11時半〜15時半、16時半〜21時(日祝は20時まで) 木休

席数

16席(テーブル2×2+4×3)

駐車場 なし
最終訪問

2001.03.23

【シヨートコメント】

かの「竹やぶ」柏夲店の支店である。蕎麦屋らしからぬ外觀や、前衞的なオブジヱの飾られた店内は恵比寿というロケーシヨンに合つているのか雜誌等のメデイアで取り上げられる機會も多く、行列が出來る程ではないにしても私が行つたときはいつもすぐ滿席になつていた。

酒には突き出し三品がつく 「竹やぶ」ならではのやきみそ600円
外からの光をシヤツトアウトされた店内は昼からでも酒を飮みやすい。しかし、昼酒の背徳的快感は陽光の差す店内でこそ盛り上がる、というのが私の持論なのでこれも善し惡しではあるが。
「竹やぶ」系の一品モノはどれも捨て難い魅力を持つているのではあるが、やはり「やきみそ」は外せない。熱い燒き石の上に載せて供さるるそれは甘辛さが強く、店の裝いや客層からすると少々お下品な味なのだが、私はそんなお下品な味が大好きである。またこういう強い目のアテを得てこそ、「菊姫」が生きてこようものだ。

せいろそば1000円

さて、本命の蕎麦である。訪問時は金曜日の18時すぎ、その時には既に「手挽き田舎せいろ」は売切れていたので「せいろそば」のみを食す。高いざるに盛られた蕎麦は少々もっさりした食感ではあるものの香り、喉越しともに良い。
対してツユの出來が惡かったのは感心しない。夲店と比較して甘さ控え目なのは個性とみてもいいのだろうが地域性に合わせたのか薄く、ベースのかえし、ダシともに弱い。「せいろそば」に合わせてすら弱いツユは「手挽き田舎」と到底釣り合う筈もなかろう。

結果、蕎麦の出來こそまあまあ良かったが、「竹やぶ」の蕎麦として見た場合、「柏夲店」、暖簾分けの「千寿竹やぶ」と比較して実力的に一番劣っていたのも確かである。
モダーンな内外裝の店でオツシヤレーに蕎麦をすすりたい、というフアツシヨン重視の向きにはいいのかも知れないが、ただただ美味い蕎麦を味わいたいだけの人間にはいささか居心地の惡い店だ。

1996年當時の評価;○(◎、○、△、Xの4段階評価)

※六本木ヒルズ完成に際しそちらに移転」、「竹やぶ 六本木ヒルズ店」となつた。しかし、この「竹やぶ 恵比寿店」のあつた場所は同店で修行した浦川昌侑樹氏が其の儘引き繼ぎ蕎麦屋「玉笑(たまわらい)」と店名変更されている。
それなら「竹やぶ 恵比寿店」のままでもよかつた樣な氣がするが、もしかすると「竹やぶ」とは違つた方向性を目指してのことなのかも知れない。こちらも一度試してみねばなるまい。

主なメニュー:せいろそば1000円、手挽き田舎せいろ1000円、もりうむどん1000円、そばがき1300円、天ぷらそば、天せいろそば各2400円、かけそば1000円、にしんそば1800円、玉子焼、やきみそ、とうふ、ぜんまい各600円、ぼうにしん1000円 他
酒:菊姫山廃1200円、若水1600円、鄙願大吟醸2500円、菊姫大吟醸3000円

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